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納棺3

例年の一月とは違い、落ち着いているという。
まだまだ寒いので、バタバタしそうだが。。。


ここは大阪住吉区のとある葬儀屋。
私はあと3日で1年になる新入おっさんだ。

先日の休みを利用して、最愛の妻と愛娘を連れて
『大阪城3Dイルミネーション』
を見に行った。

詳細はまた後日UPするが、ネタバレ有りなので、今回は触りだけご紹介する。


無題
このように、大阪城がズバッと真っ二つになったり、炎上したり、結構すごかった!!

まだの方は見に行かれてはどうだろうか。
夜10時までに入れば、最終間に合う。

これはポスターっぽい画像なので、ここまでクリアではないが、
ハウステンボスのイルミということで、結構気合が入っている。





納棺 ご遺体を棺に納める事。

通常の納棺もあれば、何とも切ない納棺もある

以前紹介した、警察や、監察医お迎えの納棺もそうだが、
葬儀屋誰もが切ないと感じるのは、赤ちゃんの納棺だ。

このシーンがやりきれなくて、辞めてしまった人を過去に知っている。。。


赤ちゃんや、小さい子供の場合、大人用の半分の大きさの棺が用意される。
よっぽどでない限り、ご遺体に損傷はなく、突然死や、衰弱、先天性の病気などが多いようだ。

当然ながら、パパ、ママ、は若い方が多く、その分ご遺族の落ち込みは計り知れない。。。

赤ちゃんだから、と祭壇が小さいとか、規模が小さいというのは関係なく、小さいのは棺だけで
変わり無く葬儀は喪主様のご希望に沿った形で行われる。

体を綺麗にしたり、納棺をするのは、通常我々が行うが、
この時は、ご準備をさせて頂いて、手順を教えた後、パパや、ママにバトンを渡す。

お通夜の前にゆっくりと時間を取り、お乳をあげたり、抱っこしてあげたり出来るように
家族だけの時間を提供する。
手順を一つ一つ、名前を呼びながら、何回も何回も行う家族様もいらっしゃる。

悲しい思い出だが、これが我が子との思い出なのだ。。。


今からいっぱい思い出を作ろうとしていた矢先のこういった葬儀は話を聞くだけでも居た堪れない。
自分にオーバーラップしてしまうと、果たして葬儀屋としての仕事を出来るだろうか??と思う。

赤ちゃんは『 10月10日 』と昔から言われているように30週から40週をお母さんのおなかの中にいる。
その前に死産として生まれてくる赤ちゃんも12週以降は死産届が必要となり、火葬もする。

残念なことに、火葬をした場合、24週以上でないと、殆どお骨が出ない。
全て焼けてしまうのだ。  煙になって何も残らない。。。
棺を留める釘が焼け残っているのを、これだけでも。。と持ち帰られた方もいらっしゃたようだ。


できれば、あまり経験をしたくはないが、いづれ私もこのケースに遭遇すると思う。
その時は、しっかりと葬儀屋として、出来る限りのサポートをしていきたい。


本日はこれにて筆を置く次第。  おそまつ。


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納棺2

雨が降ったり晴れたり、忙しい天気だ。
同じく我が家では今、雨が降っている。。。。

ここは大阪住吉区のとある葬儀屋。
私は入社11ヶ月目の新入おっさんだ。

『キツネの嫁入り』
ご存じだろうか。 天気雨の時に昔から伝わる逸話だ。
お天気なのに雨が降っている、こんなおかしな天気の時は
キツネの嫁入りがどこかで行われていると。
写真4

こんな感じなのか? マウスで書いてみた。
我が家もこのまま晴れになると良いなぁ~~

納棺。ご遺体を棺に納める事。

納棺する時が一番ご遺体に接する。
ご遺体に接する時、葬儀屋はほとんど素手で行う
警察・監察医引取の特殊なご遺体の場合は、感染症などの予防もあり、時と場合による

故人への尊厳や、親族様へのご配慮からそうする、と教えられた。

慣れるまでは素直にそうは思えないが、慣れれば、そう考える事が出来る。


介護の仕事をしているときも、オムツ交換が嫌で嫌で仕方がなかったが、慣れると相手の事を考える余裕が出てくる。
もちろん手袋はしていたし、生きている人が相手だったが。。。

とはいってもご遺体なので、、普通では考えられない事が起こる

生きていれば、車に乗って、吐きそうになってもグッと我慢する。
ご遺体はその機能すら停止しているのが当然で、
安置場所につき、納棺する際、口から嘔吐物が出ている事がある。

その日もそうだった。


ストレッチャーから棺に移したが、故人の背中が曲がっている為、棺の中で横を向いてしまう。
これでは、対面できない。硬直の始まったお体を上に向かせて、納棺準備をしていると、、、、、

『ぐぐぐぐぐぐっぐうっぐうううう~~~~~』

と背後から音がする。  音がするはずない方向からである。。。。
『ビクッ!!!!!』としながら背後を振り向くと
まるで湧き水のように大量の液体が口から流れ出ていた。。。

初めて聞いたご遺体の声。 流れ出る液体。。。。。

一瞬ポカーーーーーんと放心してしまった。

『いかんっ!いかんいかん!!』
 すぐにハッと気づき、綿の束で口の両脇を抑え、液体が止まるのを待つが、止まらない。。。
しかも臭いがたまらない。。。

落ち着け~~~~おちつけ~~~~~。。。。。。

さすがに手袋をつけた。さすがに感染症が心配だからだ。
一旦横向きにし、綿で受けながら、汚れた後頭部や首筋、背中を綺麗にしてさしあげた。

まだ止まらない。。。
ドライアイスを喉元にあて、凍らして止めるしか手は無さそうだ。
予算の関係上、納棺士は呼べない。。。

勢いが弱くなってきた時を見計らって上向きにしたらすぐに、綿の束をお口に当て、頭を高くする。
綿をまいたドライアイスを喉元、顔の両側にあてお口の綿も固定する。
とりあえず一晩このまま動かさず、明朝には止まっている事を願う。

ちゃんとお別れできるよう、体も上向きで固定して、可能な限り汚れた部分は綺麗にした。
手袋をはずし、綿飾りを施し、蓋を閉じた。。。

『ふぅぅぅぅぅぅぅぅ!・・・・・・』

大きく深呼吸し、合掌。

止まらなければ、お着替えも出来ないので、現状と処置、その旨を隣室にいた親族様に伝えた。

親族様は 『ありがとうございます』  とお辞儀までしてくれた。
こういう一言に力を頂く。 こちらこそ、有難うございます。  


そして、安置所を後にした。


本日はこれにて筆を置く次第。  おそまつ。












意外と知らない納棺

仕事(お葬式)が出た後、ごった返す倉庫の方付けが
何気に好きである。

ここは大阪住吉区 とある葬儀屋。
私は入社11ヶ月の新入おっさんだ。


ごちゃごちゃの倉庫が綺麗に整頓されていく。


『 お葬式は重労働 』 と言われるほど、用意する備品が多く、
一回のお葬式で使う備品は、軽トラック山積になる事がほとんどだ。

倉庫にはどんなタイプでもこなせるよう、お葬式グッズがいっぱい。

垂れた蝋燭をドライヤーで溶かしてキュッキュと拭いてピカピカにしたり
洗う必要のあるものは洗ったり、色々大変。

片つけると言うよりは、
次の仕事がいつ出るや判らないので、いつ出てもパッと持って行ける様、準備しておく
っていう方が正解かもしれない。

以前いた建築屋の方付けとはまたちょっと違う。
業種によって変わるもんやなぁ。。。。としみじみ思った。

納棺。。。ご遺体を棺に納めること。

映画に出てきた 『 おくりびと 』 はご遺体を綺麗にして納棺をする納棺士を指すことが多い。

私達の会社でも納棺士は使うが、自分たちで納棺することの方が多い。
奥が深い為、いまだ勉強中であるが。。。

皆同じ道を歩んでいるのかと思いきや、
同じ葬儀屋でも、大きな会社になると、各部門に分かれている為、納棺できない社員がいる、という事を知った。

うちの会社は小さな 〝 町の葬儀屋 ”なので、最初から最後までご担当させて頂く。

会場や火葬場は納棺した状態でお運びする事がお約束なので、
ご自宅または安置所などで先に納棺する必要がある。
お通夜にいくと、棺に入った状態でお別れ、というのはそういった事情も重なっている。


納棺する事のメリット

ご遺体は当然ながら亡くなっている。 

亡くなっているので、着々とご遺体の腐敗は進む。  これはどうしようもない。
ただ、納棺することで、ドライアイスをあて、棺の中を冷蔵庫状態にしている事で
多少なりとも、腐敗を遅らせる事が出来る
だからお葬式の最後に蓋を取り、お別れが出来るのだ。

故人を綺麗に見せて差し上げる。
中には、お別れできない状態もある。親族様に見せられない状態もある。
触ることも出来ない状態の時もある。 それでも、家族にとって大切な人には変わりない。
出来るだけの事をして、綺麗に見せてあげる事が、気持ちの負担を軽くする、と私は思う。


実際問題、感染症の予防なり、なんなり、色んなメリットもあるが、
どんなご遺体でもお運びできる、というのは当たり前ながら一番大きいかもしれない。


次回は納棺時のエピソードも含めてNO,2をご紹介したい。
本日はここで筆を置く次第。  おそまつ。















意外と知らない喪主の事

最近スーパーにやたらとイチゴが並んでいる。
春が近づいてきたのだなぁと感じる。


ここは大阪住吉区のとある葬儀屋。
私は入社11ヶ月目の新入おっさんだ。


我が最愛の妻は、野菜とフルーツが大好きである。
〝 いちご ″ は我が家で 高価な部類 に入る為、あまり手が出ないのだが、
美味しそうなイチゴが1パック398円で売っていた為、購入した。

妻の喜びと同時に、1歳になった愛娘、『 イチゴデビュウ 』 の時である。
最近手にもって、カジカジ食べている為、1個を渡して好きに食べさせてみた。

まずはカジカジして。。。
写真 1 写真 2 写真 3
バクッといった!! そして。。。。
写真 4  



口からイチゴが飛び出るよ!!   デカすぎるよ!!    あんたには
!!   大バク笑
可愛すぎる!!


喉に詰まらんか心配するも、見事にモグモグして完食~~!!!




考えたくもないことだが、

いずれは皆様のお父さん、お母さん、旦那さん、奥さん、子供に
もしもの時が訪れる。。。。


既にその時を迎えた方もいらっしゃるだろう。


かくいう私も、
最愛の妻や愛娘にもしもの事があったら、立ち直る自信はない。。。


ずっと手元に残したい意志とは別に、必ずお葬式を挙げて、お別れをしなくてはいけない。。。
その時には
私は喪主になる。



今までいろんなお葬式を見てきたが、
死後1週間以内には、必ずと言っていい程お葬式を済ませる。

特別なエンバーミングという処置をしない限り、ご遺体を保持できないからだ。


喪主はお葬式の中心者。

喪主がお葬式の全てを決めていく。


だから、悲しんでいる暇もなく、
自分の意志とは反する様に、
次々お別れの段取りを決めていかねばならない。


相当の辛さがあると思う。 


中には、代理の親族を立てるケースもあるが、最終的に決めるのは喪主である。



皆様が、この先喪主になった時、困らないよう

喪主の事に触れてみたい



縁起でもない話だが
お父さんが亡くなったという設定で進めてみよう。


喪主になる人は誰か?

『喪主になる人はその人に一番近い人』である
お父さんであれば、その妻、子供、内縁関係、等々ケースバイケースだ。


お医者さんから、

『今夜が山です。親族様に集まってもらってください。』

と言われた時から実際は始まっている。

①葬儀社の選定、連絡である

ほとんどが、
親族さんの知っている所とか、お父さんが生前契約している所で決まる。 


何処も知らない場合、病院からの紹介もあるが、
そういったときには 〝葬儀屋おっさん″ にご連絡を (笑)



次に喪主として発生する事。

それは葬儀屋と連絡がつき、お迎えの際、

簡単な打合せだ。

ご安置場所の確認や、
ご希望のお葬式日程などだ。 


この時私達は、
喪主様と親族様1名以上でお話しを進める場合が多い。


理由は、

悲しみの真っただ中、説明は聞いていてもすり抜けてしまう事の方が多い

からである。
冷静な誰かに付き添い頂く事が、喪主様にとって、良いのである。




③本格的な打合せ 確認等

ご遺体をご安置して、ホッとしたら、葬儀社との打合せが始まる。


この場でお葬式の内容9割を決めてしまう。 

参加人数、
お葬式の規模、
祭壇、備品、
サービス、レンタル、等

食事やお花など、連絡しないとわからないこと以外は全て決めて、
そのあと段取りが一斉に動き出すのだ。



内容も決めた後、喪主様含め、親族様には
食事の種類や人数や、お花の注文、札に挙げる名前、並べ順
を決定してもらう。


親族の多いお家や、

会社関係も含めた葬儀となると

、皆総出、分担してやらないと、

1人では絶対倒てしまうくらい気とエネルギーを使う。


 喪主になった時は、
一人参謀をつけて
その人に細かい確認をしてもらった方が絶対に良い。




⑤寝る。


とにかく、休める時に休んでおくのが大事だ。  

お葬式が終わるまでの間、

このタイミング以外にゆっくり休める時間は、後々無いに等しい。

ゆっくりできなくても横になり、体を休めること。


気持ちが高ぶっていた分、ドッと疲れがやってくるのもこの時だ。




⑥あとはチョコチョコと細かい事もあるが、

基本的には、流れに従って、動いていく事になる。

流れは葬儀社から指示があるので、身を任してご安心戴きたい。




最近は、家族だけのお葬式を。。。  

という事で、規模が小さくはなってきているものの、

お家の事情や、付き合い、友人の多い 〝故人さん” の人間関係は無視できない

親族の多いお家も
それなりに配慮が必要となる分、気疲れは必ずついて回る。 


ましてや、自分が代表者であるから余計に気疲れするだろう。


しかし、このドタバタにも意外な効果がある。




ある喪主さんがこうおっしゃっていた。


『 喪主になって、ホンマ大変やった。。。
  初めてやったしね。
   
   せやけど、
  
  あのドタバタがあったから、
     気持ちの整理が付いたわ。。。。』












感謝!!

お世話になっております。

葬儀屋おっさんです。

日頃より当ブログをご愛読いただき、誠に感謝です!


嬉しいお知らせを一つ


ブログを始めてあと2週間程しか経っておりませんが、

『こんなにもブログの順位が上がるのか!!』

というくらい
上がっていました。


12万5767人ブログ書いてる中で、昨日5039位まで浮上しました!!

2週間で12万728人をぶち抜いた! ということです。

スタッフブログは7739人中、 420位です!!!


すごいです!!! ありがとうございます!!


頑張って更新していきますので、今後も皆様、宜しくお願い致します。


                          葬儀屋おっさん。 

意外と知らない逸話②

昨晩の天気予報で各地に雪または凍結があると言っていたので
みんな温かくして寝た。


ここは大阪住吉区のとある葬儀屋だ。
私は入社11ヶ月目の新入おっさんだ。


今朝、天気予報通り雪が降っていた。
重たい雲から覗く晴れ間。
粒の小さな雪やからすぐやんでしまった。
写真


積もらんかなぁ~雪だるまできるくらい!!

そんなんなったら大阪、完全に機能麻痺するやろうけど 






以前 〝 意外と知らない故人お迎え② ″ で載せた監察医への引取。
今では、必ず個人情報を特定しないとお引取出来ないようになっている。

私等だけに限らず、郵便屋さんにしても、宅配にしても、今では当たり前の話だが、昔はあまり厳しくなかった。

そんな背景から生まれた業界に伝わるシャレにならない逸話である。。。

今回は、語り部口調でお伝えしたい。


その頃はなぁ、阪大の中に監察医事務局があったんや。
ご遺体をお引き取りに行くと、解剖室に案内されてな。(今では中に入れない)
またうす暗くて、気持ちの悪い所や。。 

解剖中のご遺体を横目に見ながらなんてこともあったんや。。
中には見るに耐えんご遺体もあるわけや。
そういう場所で検視が終わったご遺体をお迎えする時代やった。


〇区のA山さん とだけ聞いてんねんけどな、
お迎えに行くとなぜかご遺体が2体。。。

2体並んだご遺体のどちらかだ、ということで足元の札を確認すると、
どんな偶然やねん!!
2人ともA山さん、しかも、〇区、性別も一緒!!


これは困った!! どっちお迎えしたらいいか!!
間違ったらえらいこっちゃ!

しかも、今と違うから携帯なんかあれへんがな!
ポケベルが出だした時代や。
電話借りて、ご当家に連絡して、すぐ本人確認しに来てください!ゆうてな。

せやけど、今からすぐ行かれへん状況で、最近の特徴はおばあちゃんがよう知ってるけど入院してもうたし。。。
親族さんも久々連絡有ったら、おじいちゃん死んだ! ゆう話やから最近おうてないねや。。。

早い話、おばあちゃん以外、最近の故人さん確認できへんねん。。。


ラチがあかんけど葬儀の時間も迫ってきてる!
このままボーっと待っとたら、葬式終わってしまう!!

ご当家に、覚えてる特徴だけを詳細にきいて、ご遺体見比べたら、おそらくこっちや! ゆうのんがあってな、
ご当家に連絡して、こうこうこうやから、間違えないですね? ゆうてきいて、お引き取りして帰って
なんとかお通夜前にお連れ出来たわけや。
こっちとしてはホッとしたわけや。

お通夜前におばあちゃん、病院から帰ってきて、『 顔見たい 』いわはるから
棺の蓋あけて、対面してもうたんや。

おばあちゃん、何も言わんと、じ~~~っと故人さんのお顔見て、感極まる瞬間や。。。

ほな、おばあちゃんがな、、こない言うたんや。。。


『これ、お父ちゃんと違う~!!』

親族含め、一同びっくり仰天!!!
場内物音一つせず!!!

全身から血の気が引いていくゆうのは、こういう事や。。。。
あ~~怖い・・・・怖い・・・・

その後はな、阪大の監察医に電話して、何処の葬儀社がもう1体引き取ったか聞いてな、
お互い、あるべき場所に戻った、、ゆう話や。。。。



どこまで本当か、盛ったのか、わからない話ではあるが、当時を偲ぶ貴重な話である。。。。

お葬儀は何が起こるかわからないから、心して掛からないとどエライことになる という教訓を含んだ語り草の話。

本日はこれにてペンを置く次第。  おそまつ。。

意外と知らない昔の逸話①

あまり冴えない天気である。。。
お日様が出ないとなんとなく気分も沈みがちだ。


ここは大阪住吉区のとある葬儀屋。
私は入社11ヶ月目の新入おっさんだ。


昨日、家族でスーパーへ買い物にいった。
家から30分程車で走るが、野菜が安い! ということで『アオイ久宝寺店』へindex_shop_pic012.jpg



聞いた事のない名前やなぁと思いつつも車中で、
先日妻が、友人宅から歩いて行った という。

『 よぉーこんな距離あるいたなぁ!!!』

極力歩きたくない私には完全アウトな距離である。。
しかも、ベビーカーを押して、車がビュンビュン通る横をである。。。

楽しそうにポコポコ歩いている姿を想像すると、ホッコリしてしまう。
がんばれ!!妻よ!!俺は応援しているぞ!!


のろけ、、ですか?

(ちなみに閉店間際で白菜と人参、じゃが、刺身をお安くゲット。万代より2割ほど安く買えた感あり。)
注:ナビで行くと近くの団地に辿り着く。 ほんまは久宝寺中学校東の交差点にある。


諸先輩方から昔の話を聞いてみると、今とは全然違う事がいっぱいある。
尊敬に値する逸話もある。
中には、今やったら絶対NGやろ!!
ゆう逸話がある。


前回 故人お迎え についてアップしたが、昔となるとすごい話がある。

今はエレベーターもほとんどあるが、昔はないのが当然。
階段で団地の5Fまで手運びする  ということも。

どうしても家に帰してあげたい″
という親族様の切なるご希望に、応えたときの話。

今と違い、階段も狭いので、
担架(今でいうストレッチャー)では無理だ、となるとこうするしかない。

どうするかというと、おんぶ
ご遺体をおんぶして運んだそうだ。

ここまでは必要であれば、出来る事だと思う。
ただ、凄いのはこれから先だ。。。。


皆様、おんぶしている自分をご想像してもらいたい。

自分の肩口に頭が乗っかる。
これだけでも結構な体験だとは思うが、
ご遺体は猫背のだらーんとして状態なので、お腹が圧迫される。
そして、ご遺体の口から残留物が〇×~~~~~っと出てきたことがあるというのだ!!

もちろんながら気持ちが良い訳ないが、
ご遺体を降ろす事はタブー、
故人や、親族様にとっても大変失礼な事
なので、そのまま何事も無かった様にお家へ運び、ご安置し、しっかり枕飾りをして帰ってきたというのである。。。

自分より先にまず、ご遺体の汚れた部分をお拭きしてから、陰で自分もこそっと拭いて身なりを出来るだけ整え、平静を装ったらしい。

内容も凄いが、物凄いプロ根性に、うーーーんと唸ってしまった。

ちなみに、御汁を被ってしまった方は、社長。
帰ってから速攻お風呂に入り、服は捨てたもの、臭いは4~5日は消えなかったとのこと。。。


今の様に、環境や道具など、無いような時代には、無茶な事でもやらねばならない。。。

昔の葬儀屋の給料が高かったのもうなずける話だ。。。







意外と知らない福祉葬

まず最初に。。。
このブログが最愛の妻や、全国各地のママ友さんによって支えられている事に感謝し、今回も更新していきたい。


ここは大阪住吉区のとある葬儀屋。
私は入社11ヶ月目の新入おっさんだ。


急いでいる時というのは心に余裕がない。
そんな時に限ってゆく手を阻む存在が出てくるものだ。


いつも曲がる信号のない交差点。
前からどんぴしゃのタイミングでノロノロチャリンコ。
止まってくれたので、会釈をして曲がると、正面からチャリンコ。
しかも、3台まとめて道いっぱい。。。

原チャリがゆっくり走っていたので追い越す。
無理なく追い越した後、白い猫が堂々と道を渡りだす。
『逃げるやろ。。。』
逃げなかった。 マイペースで渡ろうとする猫に睨まれながら、ブレーキ!&クラクション一括!!


『なんやねんな!!!今日は。。。』
 
『今日はきおつけなあかん日や!! 』 

無事会社に到着。
今日はなんかありそうだ。。。
気を引き締めて!と思っていた矢先、
持っていた缶コーヒーがシャウト!!  ジャケット、床にシミが。。。。

せっかく掃除終わったのに!!!しかも床カーペット!!!


今日はなんかありそうだ。。。



会社の電話が鳴り、事務員さんから 
「葬儀の事で」 
と電話を渡されると、一瞬の緊張が走る。

電話を取ると、『 福祉葬について聞きたい 』  とのこと。
気を引き締める。。。

葬儀屋では、〝葬儀の依頼″ 以外に〝葬儀の相談″ もよくある。
今回は 〝葬儀の相談″ だ。


お客様   『福祉葬について聞きたいねんけど。。。』

 私    『わかりました。 具体的にどういった部分をお伝えしたらよろしいですか?。。。。。』

お客様   『うん、、、申請の事やねんけどな。。』



〝 福祉葬って初めて聞いた ″ ていう方がほとんどぢゃないだろうか。
かくいう私も業界に就くまでは、〝葬儀に種類がある″ なんて全く知らなかった。

今、生活保護等、市などに補助を受けている方に関係ある話だ
知っておいて損はないのでちょっと触れてみようと思う。


福祉葬は、行政がお葬式代をもってくれるというなんともありがたい支援だ
(大阪市の話です。行政によって違うので、詳しくは各行政に問い合わせを!)

じゃあみんな出してもらえるのか!!

残念ながら 補助を受けないと生活が苦しく、貯金もなく、お葬式代もだせない という方を前提にしている。

さてみなさんに問題だ。


Q1 Aさんは福祉(生活保護)を受けている。 Aさんが亡くなったらお葬式は自動的に福祉葬でできる。

  答えは×だ。 
Aさんが福祉を受けていても、お葬式のになるBさんが働いていたり、源泉徴収が上がっていたりすれば、
『 収入があるのだから、お葬式費用はそちらでみてください 』
ということになる。 
ただし、Aさんが全く身寄りがなく、誰もお葬式を出す人がいない場合のみ必然的に行政が行うことになる。


Q2 福祉(生活保護)を受けていたAさんが亡くなり、Cさんが喪主になる。 
ところがCさんも福祉(生活保護)を受けており、貯金もなく、お葬式費用が全く出せない。 
 福祉葬は適用できるか?



A よっぽどでない限り、〇
福祉葬の対象は、Aさんも含め、お葬式をするCさんがメインの対象だ。
この場合、Cさんが貯金もなく、お金もないのでほぼ適用されると思われる。
なぜ、曖昧な答え方をするかというと、決めるのは私でなく、役所が決めるからだ。


それでは、こんなパターンはどうだろう?


Q3  Aさんのお葬式を福祉葬で行うことになった。 ところが、お葬式をする前、Aさんに貯金がある事を行政が把握した。 一度認可はおりている。  どうなるだろうか?


A  答えはAさんの 貯金金額が、福祉葬で補う範囲 以下であれば、不足分のみ補填される形で続行
貯金金額がそれ以上である場合貯金でやってください ということで福祉葬の認可は中止
そのお金が借金のかたに持っていかれてしまう!!とゆっても、その経緯が証明できなければ、いくらいうても、行政はふたを閉じてしまうのである。 

実際に弊社でもあった話である。 ちなみに両方。

だから、福祉葬で、と言われた時、我々はかなり慎重になるのもお分かり頂けるだろう。


行政への申請はお客様でして頂き、行政との面談をかいくぐり、認可された書類を頂いてからでないと、
うちでは福祉葬としてのお葬式はお請けしない。

申請に行き、同時進行で祭壇も用意したものの、申請が下りないため、葬儀料金が払えないという最悪のパターンを防ぐためだ。
こんなお葬式では、故人も浮かばれない。

事前に相談を受け、不明な部分のアドバイスをして、しっかりお葬式が出来る状態を整えるのも、私達葬儀屋の大切な仕事だ。

本日はこれにて筆を置く次第。 おそまつ。



       









娘速報!!

昨日は気を張って書いた内容だった為
書いていた自分までもがシリアスになってしまった。


ここは大阪住吉区のとある葬儀屋。
私は入社11ヶ月目の新入おっさんだ。


ということで、息抜きをしたい! (はやくねぇか!息抜きが。。。)

気になる愛娘のその後である。笑

まずはベビーフィートの写真。可愛いパッケージに入った形の可愛い靴だ。
先日、天満橋の京阪シティーモール 4Fにある  『イノブン』  という雑貨屋で購入した。
昔話に出てくる木靴みたいな形をしている。
ちなみに靴ひもは絵である。

写真 1






履かせてみた。



写真






ホンマは茶色が欲しかったんやけども、青色も良い!
しっかり靴も履いている。
本人も満足であろう!!

その時の笑顔がこれだ


写真1-1写真 4







ギャン泣きである。。。

愛しい妻と私はその姿に大爆笑してしまったが、あまりに泣き叫ぶので取ってあげた。

よほど嫌だったのだろう。
腹の底から絞り出したエネルギーは
愛娘を抜け殻にしてしまった。。。




その様子がこれだ。


写真 3写真 2

是非拡大してみて頂きたい。(大笑)
別人である。





これは、一生はだしで生活する子になってしまう、という危機感も現実味を帯びてきた。。。


昨日、近くのスーパーに行く際、ダメ元で妻が履かせてみた。
なんと、、

泣かなかった!!!
みかんで釣りながら履かせた結果、娘の脳みそは、大好きなみかんに占領されたのである。



なんとか安堵したのも束の間、帰宅後、ゴロンとさせた後。

前回チャレンジの妻の報告通り、娘はそのまま固まってしまった。。。。

夜明けはまだ先である。。。











意外と知らない故人お迎え②

今日は空き缶を捨てる。
だから火曜日。。。


ここは大阪住吉区のとある葬儀屋。
私は入社11ヶ月の新入オッサンだ。


出社する際、朝の引き締まった空気が好きである。

時間のある時に限られるが、
車のエンジンをかけ、ガタガタ震えながら、缶コーヒーを飲み、タバコを吹かすのが結構気に入っている。
  『なんでこんなに冷えんねん!!』  ゆうぐらい車中は冷えている。
息が白い。 まるで見晴らしの良い冷蔵庫だ。

フト考える。。。

弊社の社長は恰幅も良く、そのせいかあまり寒がりではない。
番頭は極度の寒がりで、一緒に車に乗ると結構辛い。
私はその中間の寒がりよりの位置づけ、と言った所か。

昨日社長にフリース裏地の作業着系のベストを支給頂いた。
着ると温かく、室内作業にはもってこいだ。

ヒートテックにカッターシャツ、いつもなら長袖カーディガン、綿入りのアウターだが今日は
ヒートテックにカッターシャツ、フリース裏地のベスト、綿入りのアウターだ。

体のセンターが温まれば、寒さは薄れるというのは経験上納得している。
今日の寒さに十分な装備だろう。

だが、、、
袖が寒い!!!  袖部分が寒い!!!
私のわがままなのだろうか?  それとも寒がりレベル強に修正すべきだろうか。。。。

しょうもないことを考えながらも暖まりかけた車を急いで走らせる。




前回は病院へのお迎えを紹介したが、警察または監察医へのお迎え はちょっと違う。

何が違うというと、警察が引き取っていく時点では死因が不特定であること。
それと、故人が亡くなったのが病院の様に 〝 先程 ” の限りではないこと。

だから警察・監察医お迎えの時は必ず棺を持っていく
ご遺体がどういう状態であるかわからないし、納体袋(俗にいう死体袋と呼ばれる袋でチャックであけるやつ。)
で運ぶより、納棺させていただいた方がそれ以上のご遺体損傷を防げるからだ。

病院では 担当医が死亡時間を看取って死亡診断書を作成するが、
誰もいない所で亡くなった場合、故人はなんで死んだのか、がわからない。
警察は事件性があるのか、無いのか
先ずそこを判断するために監察医による検視を行う。

TVだけ見ていると、 〝 検視にかかる ” という事は大層なイメージがある。
事件性バリバリのニュースで見るようなえげつない事件とか。
実際はそうではない。

一人暮らしで亡くなっていても検視対象だし、『ちょっと散歩行ってくる!』っていって玄関のすぐそこで亡くなっていても検視対象だ。


監察医は死んだ人のためのお医者さんだ。

事件性がないと判断された場合は、ご遺体を引き取った所轄の警察署から親族様へ連絡が入り、親族様から私共に連絡が入る。私共は用意を整え、ご遺体をお迎えに行く。

書類は森ノ宮の監察医事務所まで¥11.700払って出してもらう。
検視を行った時点で死亡診断書という所に二重線が引っ張られ、死体検案書 という名前にかわる。
だから死亡診断書だけを見ても、検視掛かったかそうではないかはすぐに解るのである

事件性が無くとも、死因が特定できない時は監察医事務所に移送され、司法解剖となる。

( 監察医は大都市にしかない。地方でも死因不明はあるのに、なんでかと思うのだが、それはまた別の話。 )

ここからは多少なりとも現実的なご遺体の話になる為、興味本位での詮索は避けて頂きたい

先程出てきた書類をもらう事務所の隣が解剖室なので、事務所に入ると、独特の死臭というか、消毒の様な臭いがする。
名前や身元等確認し、ご遺体が運ばれてくるのを合掌して迎える。

裸の状態で銀色の解剖台に乗せられ、ご遺体は洗浄された状態で来るので大概冷たく、濡れている。
解剖されている場合、胸部や腹部にはメスの跡が大きく一文字に入っている事が多い。
タコ糸ぐらい太い糸で荒目に縫合されているが、体組織が死んでいるため細い糸では縫合しても取れてしまうらしい。
故人を思っての配慮と聞いた。
私どもは納棺時にその傷跡が見えないよう、着物や綿・ドライアイス等で配慮する。

すでに亡くなっているので体液が吹き出すとかはないが、滲み出てくる事は多々ある。
警察や検察は納棺時間を待ってくれない。

急いで納棺する前にも合掌をし、きっちり納棺をさせて頂く。

我々は滲み出てきた体液等、綿でふき取り、白い着物を着せ、足袋や脚絆、手甲を付け、ドライアイスをあて、
棺布団をかぶせ、蓋を閉め、その時着ていた衣服なども引取、寝台車にお運びする。

ただし、上記はご遺体が綺麗な状態である場合である。

死後時間がたっており、腐敗が進んでいる場合、ミイラ化している場合は納体袋からお出しせず、そのまま納棺する。

そして、ご遺族様には 顔を見ての対面を遠慮していただく事をお伝えする。

それだけでも十分な辛さを与えてしまう言葉だが、ご遺族にとって辛い思いを増やす様な事は出来るだけ軽減したい。
故人・ご遺族の事を思えば、そうさせて頂くのは適切な判断であると思う。
なぜなら、警察の本人確認等で故人のお姿はすでに確認いただいてるはずだから。



故人を乗せた寝台車は、ご親族様と打ち合わせた場所へと向かって走り出す。
この後、おくりびと (納棺士) によって綺麗にされるご遺体もあれば、そのまま式を迎えるご遺体もある。
それは親族様が決める事なので余計なお世話かもしれないが、警察引取でお顔を見せる事が出来る状態なら
納棺士による、化粧、清拭(体をお拭きする)を故人に差し上げて頂きたい。

それほど、警察や監察医の遺体安置所は冷たく、殺伐としているのだから。。。


今回は人によっては反感をお持ちになる様な記事内容かもしれない。
しかし、これが現実であり、そんな中でも葬儀社の人達は、故人に対して尊厳を持って接しているという事を
皆さんに知って頂きたいと思い、ここまで詳細に書かせて頂いた。

東日本大震災の後、腐乱し放置されたたご遺体の処置を自ら進んで行った葬儀社の方のご苦労など、想像を絶すると思う。

今回はこれにて筆を置く次第。  おそまつ。












プロフィール

葬儀屋おっさん

Author:葬儀屋おっさん
大阪住吉区にある街の葬儀屋さん
フューネス・イフ大翔(ダイショウ) 
に入社した
おっさんのブログです。

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